鹿児島県立種子島中央高校 1・2年生向け講演:「15年後の社会を生き抜くための大学・学部選び」

今日は鹿児島県立種子島中央高校にて、大学進学を希望される1・2年生の皆さまへ、進路講演をさせていただきました。
演題は「15年後の社会を生き抜くための大学・学部選び」でした。

昨年、鹿児島県高等学校進路指導研究協議会で基調講演をさせていただいたのですが、そのときにご参加くださった先生が、拙書『ミスマッチをなくす進路指導』をご覧になり、ぜひにとご指名くださったそうです。普段から本を指導の参考にしてくださっているとのこと。何より嬉しいです……!

私の周りにも離島の高校支援に尽力されている方々がたくさんおられますが、大学進学に向けた進路指導やキャリア教育という点だけをとっても、様々な難しさを抱えている高校は多いと感じます。コロナ禍によって大学がオンラインの広報活動に力を入れていることは、こうした高校で学ぶ生徒さんにとってはむしろ歓迎できる動きでもあるので、コロナが落ち着いた後も、ぜひ各大学にはオンラインでの情報発信や個別相談などを続けていただければと思う次第です。

ちなみに鹿児島県は大学進学率の男女差が日本一で、そのあたりもまた根が深い課題です。ジェンダー・ステレオタイプから自由になって欲しい、という願いも込めていつも講演内容を構成しているのですが、そうした意図も生徒さんに届いていたら嬉しいです。