『中央公論』7月号:「『一度は親元を離れたい』生徒、地元私大を見下す先生」

『中央公論』2018年7月号に寄稿させていただきました。

大学内部からの視点については各大学の方々が、社会状況に関する諸データについては小林浩さんが、そして地方大学の様々な取組については小林哲夫さんが、それぞれ詳しく論じられています。

自分の方では、高・大それぞれの現場での体験を踏まえつつ、「高校側と大学側、それぞれが課題と捉えているものがあまりにも違いすぎていませんか。双方が良かれと思って進める経営努力が、結果的には地域と、地域の若者の将来に不利益を生じさせていませんか」……という投げかけをさせていただきました。

本当に、地域のために高大連携を進めたいのなら、やるべきことは明確だと思うのです。そういうことをぜひ共有したいです。 特に、地方在住の教育関係者や、地方創生などに関わっておられる皆様。ご感想などいただけましたら幸いです。

『中央公論』に寄せた本寄稿が、こちらで「お薦め」をいただきました。

■「月刊・持論フォーラム」(毎日新聞)毎日新聞◆今月のお薦め3本
慶応大教授(財政社会学)・井手英策

■欧米経済の衰退と民主的世紀の終わり(ヤシャ・モンクほか、フォーリン・アフェアーズ・リポート6月号)民主主義の安定性は経済基盤の頑健性が左右。
■医療報道をめぐる嘘(村中璃子、Voice7月号)
■「一度は親元を離れたい」生徒、地元私大を見下す先生(倉部史記、中央公論7月号)