高大接続事業の実践と支援

高大接続事業の実践と支援

社会からの、進路指導やキャリア教育への要求は強まるばかりです。しかしOECDの調査によれば、日本の学校教員の労働時間は先進国で最長クラス。教育に充てられている時間は最短クラスと、様々な業務に追われ、極めて多忙な状況です。
一方で大学側も、オープンキャンパスや資料請求など「高校生との出会いの機会」を増やす、という方針によって広報活動の負担が年々増加。入学後の中退者増加など、ミスマッチの拡大も深刻化しています。
こうした問題の抜本的な解決を目指す、高大接続の取り組みを展開しています。
 
 

倉部が関わる高大接続の取り組み事例

・「WEEKDAY CAMPUS VISIT(WCV)」

高校生が「普段の大学の授業」に参加し、大学生と一緒に授業を受ける、高大接続のプロジェクト。NPO法人NEWVERYが、全国の大学および高校とともに展開しています。
研修を受けた認定WCVコーディネーターによるガイダンスを受け、大学生と一緒にリアルな授業を受講。授業の後に、振り返りワークを行って、大学での学びや、自分の進路についての気づきを深めていきます。
2013年4月からスタートし、現在は全国50あまりの大学・短大・専門学校で展開されています。倉部はNEWVERYのフェロー(高大接続担当)として、このプログラムのディレクターを務めています。

 

・帝京大学 反転授業を採り入れた入学前教育の取り組み

帝京大学では2014年度入学者より、学部生向けに「帝京学」という授業を正課のカリキュラムとして実施しています。この「帝京学」を映像収録し、AO入試や指定校制推薦入試の合格者、付属高校の生徒などに提供。対象者は自宅で視聴した後、12月にキャンパスに集まって議論を行います。大学での学びについて理解を深め、主体的な学習者となってもらうための実験的な取り組みを進めています。

 

・行政機関への協力

文部科学省が実施する、平成26年度「大学教育再生加速プログラム(AP)」において、「入試改革・高大接続」分野のペーパーレフェリーを務めました。